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イングランド国花の名を冠した中世末期の大乱・薔薇戦争。その華麗な呼称に反して、イングランドを混乱と絶望に陥れたこの内乱は、「近世」への移行に必要な素地も孕んでいた。時代がもつ二面性は、しばしば断絶や峻別を拒む。惰弱と評されるヘンリー六世の治世から、絶対王政を象徴するテューダー朝への転換は、真に中世との訣別だったのか−−。本書は、その問いに迫る一冊である。*目次【序】薔薇たちの諍い神罰としての薔薇戦争?イングランド王権の「十五世紀の危機」【前史】ランカスター朝の成立−血塗られた玉座ヘンリー五世と百年戦争−栄光の幻影内乱へ突き進むイングランド−ヘンリー六世の治世【本史】第一次内乱−ランカスター朝の終焉エドワード四世の治世(前半)−癒えぬ傷跡第二次内乱−ヨーク派の分裂エドワード四世の治世(後半)−栄光と平安第三次内乱−白薔薇の復讐遂げし赤薔薇【結】薔薇戦争とは何だったのかエピローグ補説(「塔の中の王子たち」をめぐる新見解について)
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出版社からのコメント
イングランド国花の名を冠した中世末期の大乱・薔薇戦争。その華麗な呼称に反して、イングランドを混乱と絶望に陥れたこの内乱は、「近世」への移行に必要な素地も孕んでいた。時代がもつ二面性は、しばしば断絶や峻別を拒む。惰弱と評されるヘンリー六世の治世から、絶対王政を象徴するテューダー朝への転換は、真に中世との訣別だったのか−−。本書は、その問いに迫る一冊である。*目次【序】薔薇たちの諍い神罰としての薔薇戦争?イングランド王権の「十五世紀の危機」【前史】ランカスター朝の成立−血塗られた玉座ヘンリー五世と百年戦争−栄光の幻影内乱へ突き進むイングランド−ヘンリー六世の治世【本史】第一次内乱−ランカスター朝の終焉エドワード四世の治世(前半)−癒えぬ傷跡第二次内乱−ヨーク派の分裂エドワード四世の治世(後半)−栄光と平安第三次内乱−白薔薇の復讐遂げし赤薔薇【結】薔薇戦争とは何だったのかエピローグ補説(「塔の中の王子たち」をめぐる新見解について)